今年の2月に店舗用物件を購入した
1.店舗になる大きな平屋(登記済)
2.住まいに利用していた平屋(登記済)
3.車庫(登記済)
4.2に増築した2階建(未登記)
値段は内緒だが、知り合いの方が亡くなり子が相続して
相続税だけでも莫大な金額なので、相続税の足しになれば程度の金額でした
亡くなった方もお子さんもスゴク良く知っている仲なので
供養になればと思った次第・・・
2.住まいに利用していた平屋をどうするか非常に悩みました
当初リフォームして貸家にでもと思いましたが、水回りを全て直さないと
貸家に出来そうにありません、水回りをやるだけで300~400万円?
床もかなり傷んでいたので、土台も・・・なんて考えただけで諦めがつきました
解体する方向で業者探し・・・
幸い、知り合いの土建屋さんに解体業者を紹介して貰いました
結局 2.3.4.を全部解体
3棟で延べ床面積 約127㎡ 後片付けも頼んで 210万円+税金でした
この金額が高いのか安いのか分かりませんが
知り合い経由なんで丁寧にやって貰えましたと感じています
知り合いの不動産屋さんによれば千葉県は他県に比べて解体費用が高いそうです
解体が終了して、業者さんから取り壊し証明を貰ったので
滅失登記なら簡単
とネットに書いて有ったので、滅失登記申請を作って法務局へ行ってみた
法務局の方に
・全部を壊した訳では無いので、表題部変更登記 になる事
・昔に登記されているため図面の提出が無いので、図面の提出が必要との事
・素人には難しいので 土地家屋調査士に頼んだ方が良い事
を言われ、シュンとして帰路についた
車の中で
そもそも図面ってナニ?
分かんないから土地家屋調査士に頼んじゃえ!
と車を停めて、土地家屋調査士をネットで検索
速攻で土地家屋調査士に頼んじゃった
頼んだのが7月22日なのに、忙しいのでお盆過ぎで良いでしょ?
と結構強気
分からないんだから、まぁ仕方ないと半分諦め
2-3日して、でも図面ってなんだろう?と気になり
ネットで「表題部変更登記 図面」で検索
建物図面 と言うものが必要だと分り
自分で書いたというブログも発見
もしかしたら、オレにも描けるかも・・・
壁芯での建物の平面図(各階平面図)と
隣地の境界線と境界から建物までの寸法が入った図面(建物図面)
をB4の紙に半々に書いた物が建物図面と呼ばれるもの
不動産屋さんから公図を貰って有ったので
PDFにしてイラレに貼り付けて、なぞる作戦
なぞると言っても直線だけなので、線を載せていくって感じかな
こんな感じにイラレで作成
本来ならCADで作図だろうけど、公図を写すならイラレが最強かも(笑)
縮尺は各階平面図が 1/250 建物図面が 1/500 なので
しっかりと実寸に合わせる事が大事らしい
イラレで作る場合はまず、B4サイズを選択して
各階平面図は実寸のメーター数を250で割った数字
例:10m なら 10÷250=0.04m [mm] にするなら 1000倍で 40mm
建物図面は実測されている公図か境界測量されていればその距離と
イラレで1/500にした長さを置きそれに合わせるために拡大か縮小
自分は境界測量したデータが残っていたのでその長さに合わせました
※実測されているデータが無いと難しいかも知れません
例:実測で20mなら 20÷500x1000=40mm
40mmの直線をイラレに置き、長さ10mの箇所が40mmピッタリになるように
公図を拡大、縮小する
・この図面
・表題部変更登記申請書
・業者から貰った取り壊し証明書
・業者から貰った印鑑証明書
を法務局へ提出したら、今回は黙って受付してくれました
3営業日が過ぎますが、問い合わせの電話もありません
もしかしたら、これで登記が出来たのかも・・・
土地家屋調査士さんに依頼すると、15万円からとの事でした
現場で実測して、図面を作るとなれば妥当なのかな?とは思いますが
自分で出来るなら自分でやった方が安上がりだと思います
しかし、何度も法務局へ通う事を覚悟して置いて下さい。
ココ のサイトが登記申請書の書き方が一番詳しいと思います
参考にされて下さい。
私の場合、添付書類として建物図面、各階平面図、建物滅失証明書の3種類となります
滅失登記なら簡単だとネットで書いてあったので
法務局からこのような受付票を貰ってきました
これだけでは、そのまま登記出来るかどうかちょっと微妙な感じです